デイケアのリハビリテーションマネジメントとは
デイケアではリハビリテーションマネジメントに基づいて、分かりやすく効果的なリハビリの提供をめざしています。リハビリテーションマネジメントとは、調査(Survey)、計画(Plan)、実行(Do)、評価(Check)、改善(Action)の、いわゆるSPDCAサイクルを構築することによって、利用者さまの心身機能や生活の状況を把握。バランスのよいリハビリテーションが提供できているかを、継続的に管理するものです。
リハビリテーションマネジメントには次の3つが含まれます
まずは、利用者さまの心身機能や生活の状況を把握し、リハビリテーション計画を作成。定期的に計画書の見直しを行いながら、その計画に沿ったリハビリテーションをすすめます。また、セラピスト(療法士)がご自宅へ訪問することで、個々に合わせた環境調整や介助方法などをご本人とご家族へアドバイスします。リハビリテーション会議では、利用者さまに関わるさまざまな職種が集まり、支援方針を決めていきます。
デイケアでは、SPDCAサイクルのなかで、こうした3つをマネジメント(管理)し、利用者さまお一人おひとりの目標達成に向けたリハビリテーションを提供しています。
《デイケアを利用したリハビリの流れ》はこちらの記事もご参照ください。西宮協立デイケアセンターを例に「達成したい目標の設定」から「リハビリテーションの開始」「目標達成後のフォローアップ」まで、デイケアを利用したリハビリの流れをご紹介しています。