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デイケア(通所リハビリテーション)を知っていますか?

ひと昔前、高齢者が集まって一日過ごすだけのところだと思われていたデイケア(通所リハビリテーション)ですが、時代の流れとともに変化しています。現在では、介護保険制度上で違いが出され、デイケア(通所リハビリテーション)とデイサービス(通所介護)に分けられています。

 

デイケア(通所リハビリテーション)は、日常生活活動の目標を立てて、リハビリテーションの専門的視点から、チームで支援していくサービスです。ここではデイケア(通所リハビリテーション)についてご紹介します。

 

 

 

デイケアはどんなときに利用するの?

日常生活で心配ごとや困りごとはないでしょうか。

 

たとえば、すこし前に転倒し、そのあと痛みは軽くなったものの、立ち上がりにくさや歩きにくさが気になるようになった。または歩く際に杖が必要になった……などなど、今まで当たり前にできていたことがむずかしくなる場合があります。

 

他にも、脳梗塞(のうこうそく)や脳出血、骨折などで入院された場合はどうでしょう。退院の日が近づくと、自宅生活での入浴やトイレに伴う動作、自宅内の移動など、日常生活に不安を抱くことがあります。

 

【写真】西宮協立デイケアセンターほほえみ

 

デイケア(通所リハビリテーション)では、安心して日常生活が送れるよう”リハビリテーション”と”生活”、その両方の視点から支援することができます。まずは「○○ができるようになりたい!」という具体的な生活の目標をご本人・ご家族と一緒に立て、その目標を達成すべく計画的にリハビリテーションを実施していきます。

 

 

 

 

デイケアを利用するためには?

デイケア(通所リハビリテーション)を利用するための必要な条件とはなんでしょうか。「介護保険」と「ケアマネジャー」の2つにしぼってご紹介します。

 

 

 

介護保険はありますか?

デイケア(通所リハビリテーション)は、介護保険を利用できますが、医療保険を使うことはできません。介護保険証に「要支援」や「要介護」と記載されていれば利用可能です。

 

介護保険をお持ちでない場合は、お近くの地域包括支援センター(兵庫県西宮市であれば西宮市高齢者あんしん窓口)や市役所へ相談に行き、介護保険を申請することから始めましょう。

 

 

 

ケアマネジャーへ相談をしましょう

どのような介護サービスを使うべきか分からない……そんな場合は、ケアマネジャーに相談してみましょう。主に地域包括支援センター(西宮市高齢者あんしん窓口)や市役所からケアマネジャーがいる事業所を紹介されます。

 

ケアマネジャーは、今よりもよりよい暮らしに向けて、一緒に「目標」や「サービス」を考えたり、医療や介護の専門職との橋渡しをします。たとえば、かかりつけの医師から「運動」や「リハビリテーション」を勧められている場合には、リハビリテーション専門職がいるデイケアが選択肢のひとつになります。

 

 

( 2018.11発行│広報誌「甲友会ナウ」vol.43より)

 

 

 

 

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