2026年5月15日「共同事例検討会」を開催しました
当センターでは、近隣の居宅介護支援事業所が定期的に開催されている「共同事例検討会」の運営をお手伝いしています。先日、今年度の第1回目の検討会が開催され、当センターも事務局として参加いたしました。
この検討会は、地域のケアマネジャー同士が集まり、日々の支援の中で直面する困難な事例について知恵を出し合い、より良いケアのあり方を共に考える貴重な研鑽の場となっています。
【今回の検討のハイライト】
今回は、「認知症により頻繁な転倒が見られるものの、受診やサービス導入が進まない高齢者と、負担の大きい同居家族への支援」がテーマとなりました。参加したケアマネジャーからは、プロフェッショナルな視点に基づく多くの具体的なアドバイスが共有されました。
• 多忙な主治医との円滑な連携:限られた時間の中で医師から具体的な指示を仰ぐため、記述式ではなく「選択式」や「チェック方式」を用いた簡潔な情報提供FAXの活用術の提案。
• 訪問看護の多角的な活用:医療的な管理(浮腫や服薬のチェック)だけでなく、家族の不在時に看護師が介入することで、家族の休息(レスパイト)と医療安全を両立させるアプローチ。
• 家族の価値観と合意形成:サービス導入を拒む背景にある家族それぞれの価値観や不安を整理するため、親族を含めた話し合いの場を設けることや、本人の生活歴を尊重した関わりの重要性の再認識。
事例を提供されたケアマネジャーからは、「仲間の意見を聞くことで事例を整理でき、ご本人としっかり向き合う大切さに改めて気づかされた」との声が聞かれました。
当センターは、今後も地域のケアマネジャーの皆様が主体となって行われるこうした連携活動を、事務局という立場からサポートしてまいります。こうした活動を通じて、地域の支援ネットワークがより強固なものになるようこれからも努めてまいります。












