2026年3月12日 【瓦木圏域】第41回西宮の医療と介護の連携を考える事例検討会・意見交換会 開催しました
今年度も瓦木圏域のスローガンは継続となりました。『かわらぎ』の頭文字を取って
か(介護と医療)
わ(輪になって)
ら(ライフ生活を支える)
ぎ(絆を深めよう)
です。
「カスハラの発生メカニズムを理解し、対応の『引き出し』を増やす実践研修
~シリーズ第2弾!誰もが自信を持って働ける現場を目指して~」を開催しました。
西宮市内の医療・介護従事者50名以上にご参加いただき、みなさんのとても関心の高いテーマであることが伺えました。
本事例検討会は、年々深刻化するカスタマーハラスメント(カスハラ)に対し、法律と心理学の双方の視点からそのメカニズムを解明し、現場の「対応の引き出し」を増やすことを目的としました。
法律面では、SIN 法律労務事務所の福島弁護士より「要求内容の妥当性」と「手段の相当性」という明確な判断基準が示されました。たとえ職員側に落ち度があっても、社会通念を超える過度な要求は拒絶できること、そして法人が職員を守る「安全配慮義務」の重要性が改めて強調されました。
心理面では、一般社団法人 Rights代表の西川氏より、怒りは悲しみや不安などの第一感情が形を変えた「アクティング・アウト(行動化)」であるとの視点が提示されました。人気漫画『鬼滅の刃』を例に用いた解説は、参加者から「非常に分かりやすい」と好評で、相手の背景にある物語や「心未満」の感情を理解しようと努める重要性を学びました。
参加者からのアンケートでは、「多職種でのグループワークにより、自分にはない視点に気づかされた」「法律と心理のバランスが良く、対応の手数が増えた」といった前向きな意見が多数寄せられました。一方で、「さらに具体的な対応のコツを深めたい」といった継続的な学びを求める声も目立ちました。
今回の事例検討会を通じて、多職種連携による「個人の抱え込みを防ぐチーム体制」の重要性を再認識しました。
今後も様々なテーマを通じて参加者が「一人ではない」と勇気づけられ、誰もが自信を持って働ける現場環境の構築の一助になればと考えます。
ご参加頂きましたみなさま、ありがとうございました。













