2025年6月24日「茶々瓦木」に参加させていただきました
「茶々瓦木」へお招きいただき、「西宮市・芦屋市の退院調整ルール~退院後の切れ目ない支援のために~」と題して、お話をさせていただきました。
(茶々瓦木では、ケアマネジャーを中心に地域で活動する皆さんが気軽に集える場を目指して定期的に研修会を開催されています)
まず、在宅療養相談支援センターの役割と、地域包括支援センターとの機能の違いをご説明し、在宅医療と介護連携における入退院支援の重要性についてお話しさせていただきました。その上で、「西宮市・芦屋市の退院調整ルール」の手引きに基づき、策定の背景から具体的な運用フロー、情報共有シートの活用法までをお伝えしました。特に、「ルールがあるから連携するのではなく、利用者・患者様のために連携する」という本質的な視点や、「シートを送るだけで連携は完了しない」といった実務で生じがちな誤解を解くための「確認事項」なども共有させて頂きました。
2部の交流会では、参加者の皆様から日頃の業務で直面する課題や工夫について、非常に活発な意見が交わされました。情報伝達のタイミングやカンファレンス調整の難しさなど、具体的な事例に基づいた意見交換が行われ、ケアマネジャーがお互いの立場を理解し、協働しようとする熱意も強く感じました。
本日のお話が、参加者の皆様のルールへの再確認と、顔の見える関係構築の一助となれたのであれば幸いです。今後も地域の連携拠点として、皆様と協力しながら、切れ目のない支援体制の構築に貢献していきたいと思います。
お話を聴いていただいたみなさまありがとうございました。また、貴重な機会をご提供いただきありがとうございました。