2025年9月13日から14日まで大阪府豊中市の千里ライフサイエンスセンターで開催された「第30回日本在宅ケア学会学術集会」にて、西宮協立訪問看護センター管理者の稲葉典子が訪問看護ステーションネットワーク西宮におけるBCPチームのリーダーとして「訪問看護連携型BCP構築に向けた活動報告~事例検討から検証した代行訪問のスキーム策定について~」をテーマにポスター発表をいたしました。
当センターも所属している西宮市の訪問看護ステーションの協議体である訪問看護ステーションネットワーク西宮では、2021年よりBCPチームを立ち上げ、同業種の連携による「連携型BCP」と地域の多職種・多機関と協働する「地域BCP」の構築について活動して参りました。このBCPチームは2022年度から厚労省委託事業「在宅医療の災害時における医療提供体制強化支援事業 連携型BCP・地域BCP策定に関するモデル地域事業」に参画し、BCP専門家委員会の支援を受けながら、まだ知見の少ない連携型BCP・地域BCPの構築に取り組んでいます。
今回は、連携型BCPとして、有事の際に事業所が立ち行かなくなった場合の代行訪問のスキームを策定したプロセスについて発表いたしました。「エスカリンクにしのみや」と命名したこのスキームは、今後さらに拡張したスキームへ発展させる予定です。発表後は、各地域で連携型BCP・地域BCPの策定に取り組もうとされている方々から多くの質問や感想を頂きました。「エスカリンクにしのみや」のさらなる深化とともに、このスキームがそれぞれの地域特性を加味したものへと拡がることを期待しています。
当センターも所属している西宮市の訪問看護ステーションの協議体である訪問看護ステーションネットワーク西宮では、2021年よりBCPチームを立ち上げ、同業種の連携による「連携型BCP」と地域の多職種・多機関と協働する「地域BCP」の構築について活動して参りました。このBCPチームは2022年度から厚労省委託事業「在宅医療の災害時における医療提供体制強化支援事業 連携型BCP・地域BCP策定に関するモデル地域事業」に参画し、BCP専門家委員会の支援を受けながら、まだ知見の少ない連携型BCP・地域BCPの構築に取り組んでいます。
今回は、連携型BCPとして、有事の際に事業所が立ち行かなくなった場合の代行訪問のスキームを策定したプロセスについて発表いたしました。「エスカリンクにしのみや」と命名したこのスキームは、今後さらに拡張したスキームへ発展させる予定です。発表後は、各地域で連携型BCP・地域BCPの策定に取り組もうとされている方々から多くの質問や感想を頂きました。「エスカリンクにしのみや」のさらなる深化とともに、このスキームがそれぞれの地域特性を加味したものへと拡がることを期待しています。

参考(URLをクリックすると外部サイトが開きます)
- 厚生労働省「令和6年度在宅医療の災害時における医療提供体制強化支援事業」:https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51491.html