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「バリアフリー展/慢性期医療展/看護未来展2025」で災害支援の実際について講演をしました

2025年4月16日から18日までインテックス大阪で開催された「バリアフリー展/慢性期医療展/看護未来展2025」にて、西宮協立訪問看護センター管理者の稲葉典子が、「災害支援の実際~災害関連死をどう予防していくのか~」をテーマに、西宮協立リハビリテーション病院の勝谷将史医師とダブル講演をいたしました。

講演では、勝谷医師よりJRATの災害支援活動について、稲葉からは奥能登の介護施設での通常業務を支援したことから学んだ、災害関連死の成り立ちやその予防についてお伝えしました。高齢化率が5割を超えた地域で、たとえ不便な状況でも「住み慣れたまちで最期まで」という現地の方々の想いをどう叶えるか。その答えが出ない中で、自身のボランティアとしての姿勢はどうだったのか。経験を振り返りながらのお話となりました。

災害慢性期において、ふたたび発災前の状況に戻るための医療・介護支援は、まさに日常生活そのものを支援することであり、私たち医療・介護従事者は普段のリハビリテーションや在宅医療・介護のスキルを駆使することになります。講演を通して、日々の訪問看護活動の重要性を改めて考える機会となりました。
講演の様子



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