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KOYUKAI FRIENDS

認知症を知ろう

2018年11月29日、西宮市役所にて「第5回にしのみや認知症つながりフェア〜このまちのつながりで生きていく〜」が開催されました。

 

認知症つながりフェア」は、市民の皆さんに対し、認知症に関する正しい知識の啓発を行うとともに、西宮市における認知症関連団体の取り組みを広く知っていただくことを目的に開催されています。

 

当法人からは、西宮通所サービス連絡会のメンバーである西宮協立デイケアセンターが参加。その様子をご紹介します。

 

 

 

 

支援団体・活動団体のパネル展示

 

 

西宮通所サービス連絡会として「デイケア」についてのポスターを作成・展示しました。

 

内容は、以下のような通所リハビリ(デイケア)の概要です。

  • 病院や診療所、老人保健施設に併設されており、医師や看護師、リハビリ専門職が配置されている
  • 自宅で自立した日常生活を送ることができるようリハビリテーションを提供している
  • リハビリテーションの内容では、実際の場面を写真で紹介。また、利用までの流れとして、開始から修了までを図で紹介

 

 

 

他の参加団体の職種も多岐に渡り、医療・福祉関係だけでなく、権利擁護支援センター、弁護士会、行政書士会、関西学院大学の学生などさまざま。いろいろな角度から認知症について知ることができる機会となりました。

 

 

 

 

ミニ講座

介護家族の体験談、認知症の人や家族を支える制度について、ミニ講座が行われました。

 

たとえば、西宮市薬剤師会の方からは「薬を飲むタイミングや、お薬手帳の有効活用で残薬を減らすことができる」といったお話がありました。また、認知症介護者の会の方は「実際に介護をされた立場から、困ったケースやその解決方法についての体験談」をお話しされていました。家族としての戸惑いなど、貴重なお話をお聞きすることができました。

 

 

 

 

排せつ・福祉用具・介護相談コーナー

介護の中でも排せつは重要なポイントの1つです。このコーナーでは、おむつやパットの展示があり、実際にさわって比べることができました。

 

 

また、介護に必要なポジショニング(運動機能障害のある方にクッションなどを活用することで身体の位置を調整し、安全で快適な姿勢を保ち床ずれなどを防止すること)や、ベッドから車いすなどへの移乗介助に必要な実技の講座もありました。

 

 

 

 

参加をしてみて

今回参加してみて、市民の方の参加がやや少ないように感じました。西宮市でも、高齢化に伴って認知症の方はますます増えると予想されます。この街で認知症の方とも一緒に暮らしていくために、大切なのは認知症を理解しようとすることでしょう。

 

 

多職種が集まるこうしたフェアは認知症を理解する上でよい機会だと思います。質問しやすい雰囲気もあり、普段接する機会の少ない職種の方々ともお話をすることができます。認知症について関心を持つ方が増えることで、認知症の方が地域の中で暮らしやすい環境になっていくのではないでしょうか。

 

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