お盆の行事食
皆さんこんにちは。西宮協立リハビリテーション病院 栄養科です。
今回は8月15日(火)に実施した、お盆の行事食についての報告です。
< お品書き >
- ゆかりごはん
- 天ぷら盛り合わせ
- 冬瓜(とうがん)の冷製煮びたし
- 水まんじゅう(ゆずあん)
今回はお盆ということで、調理師さんたちにはいつにも増して気合を入れてもらい、何種類もの具材を天ぷらにしてお出ししました。色も鮮やかできれいな盛り合わせに仕上がりました。
主食がおかゆの方はこちらです。
< お品書き >
- ゆかりがゆ
- 炊き合わせ
- 冬瓜の冷製煮びたし
- 水まんじゅう(ゆずあん)
配膳後、いろいろな方からメッセージをいただきました。
写真(上)はその中のひとつ。食事に添えたカードに「ありがとうございました。御馳走様です。うれしかったです」と書かれていました。
さっそく、栄養科からもお返事を書いてその日の夕食のお膳にのせました。
翌々日、この患者さんに栄養指導が入っており、話は天ぷらのことに。
「お返事もらえてうれしかったの」
「天ぷらはそんなに好きではないのに、油切れがよく、おいしかったので全部食べてしまったの!」
「揚げ方を教えてほしいので、ぜひ作った方にお会いしたい!」と話は思わぬ方向へ。
この日の調理を担当したのは6月の調理師メニューで登場したHさんでした。お会いする約束をした日の朝からHさんは、「あー緊張するー、恥ずかしいー、どうしよう……」と、緊張のあまり無口モードに。対するご本人は「本当に会えるの?!」とウキウキモード。
緊張するHさんを見て、どうなることかと心配していましたが、いざご本人とお会いすると、Hさんは和気あいあいとした雰囲気の中で『天ぷらをおいしく揚げるコツ』を熱心に説明していました。
毎回、行事食には何かしら出会いがありますが、今回のようなことは初めてで、とても新鮮でした。
Hさんにとっても「患者さんに作り方のコツを直接お話する機会なんてなかなかありません、いい経験になりました」と特別なものとなったようです。
次回の行事食もおたのしみに!