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肺炎球菌ワクチンのお話 〜予防することの大切さ〜

 

2014年10月から、65歳以上の方への「肺炎球菌ワクチン」による定期接種の制度が始まりました。


肺炎球菌ワクチンはすべての肺炎を予防するワクチンではありませんが、成人が日常的にかかる肺炎の原因菌としては肺炎球菌が最も多く、重症化しやすい原因菌のひとつです。

 

さらに肺炎で亡くなる方の約95%が65歳以上であることから、特に高齢者では肺炎予防が重要になります。

 

肺炎の原因菌は、季節を問わず存在しています。もちろん、風邪や季節性のインフルエンザがきっかけになる場合もありますが、基本的に肺炎は時期に関係なくかかる可能性があります。  

 

 

65歳といっても元気な方が多く、「自分は大丈夫」と思っている方もたくさんいらっしゃいます。しかし、加齢とともに免疫力が低下するため、どんなに元気でも肺炎球菌による感染症にかかるリスクが高くなります。  

 

また、糖尿病、心疾患、呼吸器疾患、腎不全などの慢性疾患がある方、癌や関節リウマチなど病気の治療中で免疫力が低下している方、喫煙者は健康な方よりもさらにかかりやすく、重症化しやすいため、肺炎球菌ワクチンによる予防が勧められています。

 

(詳しいワクチンのお話は 2016.11発行│広報誌「甲友会ナウ」No.35をご覧ください♪)

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