西宮協立脳神経外科病院〒663-8211 兵庫県西宮市今津山中町11-1 Tel. 0798-33-2211 Fax. 0798-33-2438 E-mail:info@nk-hospital.or.jp |
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脳卒中連携パス脳卒中の多くの場合では、手足の機能、認知・行動や言語に障害が現れます。このような場合、急性期治療と共に症状に見合ったリハビリテーションを行う必要があります。このため、医療機関それぞれの得意分野を生かした地域診療連携が各地で構築されています。ここに当院で使用している脳卒中地域連携診療計画書(地域連携パス) このパスの考え方は脳卒中によく見られる回復パターンに基づいています。一般に脳卒中の患者さんで、比較的に大きな回復が見込めるのは発症後1-3ヶ月程度の間です。この時期を過ぎると、回復のスピードはだんだんと遅くなってきます。このパターンから、患者さんがどの程度に回復するか、大まかに予測することができます。小脳・脳幹領域の病変、クモ膜下出血、認知・行動や言語の障害(高次脳機能障害)のみが顕著な例は、このパターンとは異なる場合が多いので注意が必要です。 このパスでは、急性期病院での様子から、入院期間や回復の見込みについて大まかな見通しを立てます。そこで必要に応じてリハビリ専門病院に転院し、リハビリ加療を行います。脳卒中患者さんでは、比較的に簡単なこと、困難なことはほぼ一定しています。例えば、食事動作は容易である一方、トイレ動作や更衣動作はやや難しく、屋外を安定して歩行することはかなり困難です。これらはリハビリを進める上での目安となります。回復の様子から退院後の生活を想定し、介護や家屋改修などを具体的に考えていきます。 このパスは医療従事者と患者さん・ご家族に共用するものです。医療従事者間の診療情報共有には従来の紹介状や看護サマリーを使用することを想定しています。このパスは患者さん・ご家族と多くの医療従事者が、共通した指針を持ち合わせることを目指しています。 大腿骨頸部骨折に対する地域連携パスの取り組み 近年地域連携パスという言葉が一般的に使われるようになってきましたが、これは行政誘導により、高齢者を中心に術後長期リハビリテーションを要する疾患に対して、急性期病院から回復期リハビリテーション病院(または一般病院)に転院して治療を行うときに使用されるものです。 当院では平成18年7月よりいわゆる第一世代の大腿骨頸部骨折地域連携パスをスタートさせ、運用しております。基本的な治療方針として受傷前レベルの復帰を目指し、可及的早期に(受傷2,3日以内)手術を行い、早期加重訓練の後2〜3週間での転院を目指しております。 脳梗塞の地域連携パスが平成20年4月より診療報酬点数として加算されるようになりましたが、整形外科領域も国の方針と関係なくさまざまな連携が進めばと考えております。 ◆ 連携パス使用における在宅復帰率
◆ 連携病院9病院 |